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2. Win10 Pro 導入とウインドウズ全般設定

ノート型WinXPを使ってきましたが、自宅サーバや文書・計算書・キャド作成等の業務用には、ごみ、ゴム部溶解、CDドライブ損傷等の不具合が発生し、不適当との結果となりました。WinXPは2002年に購入、何度も修理を重ね、一度はCDデスクを交換しましたが、現在書き込み不可、読み取りも出来なくなっています。そろそろダメになりそうでもあり、又、マイクロソフトのサポートが終了しインタネットも見れなくなる事もあり、デスクトップについて、2015年秋冬、2016春と引き続き調査してきました。

サイズは19〜20インチ、色は映像関係の常識であるブラックを基準として調査してきましたが、量販店用のTV組み込みにはブラックがあるが、サイズは21.5以上で、メーカ直販は全てホワイトだけ、やむなく、価格コムに5月直訴しました。しかし、驚いたことに、夏、秋冬共、サイズは23インチに肥大化且つホワイトだけ、量販店用にはブラックがあるが、セレロンマシンだけで高価のまま一向に安くならかった。

XPの寿命、ブラウザのサポート皆無真近を迎え11月中頃から最終的なPC導入調査を開始しました。DVD寿命4〜5年という実績、更にTV用器具その他周辺機器の外付け利用化の普及と低価格化の進行と無線通信化が普及した事もあり、PCと一体化の必要性が無くなってきた。むしろ、壊れやすいDVDやデータ保存メディア、モニタ等は外付けがベターと考えらる時代となった。

現在の動向は、CPUと周辺機器を分離してワイヤレス接続とし、機器交換性、拡張性を図り、スリム化を目指している。CPUは手のひらサイズ(ポケットサイズ)になり、モニタの背部に設置したり、本棚に置いたりしてスリム化され、複数ウインドウに変わり、複数モニタ使用化を可能としている。

2016.12.22 10:30 にWin10Proとモニタ、キーボード、マウス、ポータブルDVDを受領、以降、組み付け、ウインドウの初期設定、パーティション分割Dドライブ作成、XPのアプリ移行、セキュリティ設定、OutlookExpressのデータ移管、メーラ設定等の作業が終った時点で、リカバリデスク類を作成した。

その後、現在使っている移行アプリの入手先を調査し最新版をダウンロード、全て最新版に置換した。2017.3月に入って漸く自宅サーバソフトの調整作業に着手できました。
 これまで大変困ったのはXPで用意されていた ウインドウズのマニュアルやヘルプとサポートセンタ等のマニュアルがない事で、ネット検索で調べろと言うマイクロソフトのユーザ無視の傲慢なシステムになっている。 ユーザはコンピュータを業務合理化と計算・処理を目的に購入しているのであって、ネットに繋がなくてもマニュアルを見て可能なのが当然である。 マイロソフトが応答したのは良いが、不明のページに何度も誘導する事態が起き、言語道断の状態である。

共産主義、軍国主義、国家主義、資本主義、企業は非人道的で、金と権力をかさに、一般人民を支配し奴隷化し己れのなすがまま従属させようとする。このような金持ちの強欲が、Windows10に色濃く表れてきました。 マイクロソフトはOSメーカである。 応用アプリ(オフィス、ユーザ作品類)のショップ製品と称しての直販行為は、独占防止法に抵触する。 即刻中止すべきである。一般のマイクロソフト製品取扱い店の価格が、マイクロソフトショップと全く同じ価格である事を、マイクロソフトはどう釈明するのか?

更に、驚いたのは、Microsoftアカウントである。ウインドウを起動すると、これが立上りパスワード入力を強要しウインドウズを立ち上げることは出来ない。 所有者であるユーザからパソコンを乗っ取ってしまう。 登録時に入力した個人情報は勝手にマイクロソフトに保存され、ユーザのPC内で動きを監視し情報をマイクロソフトに報告している。 所謂、スパイ活動を行っている。資本家は所詮金の奴隷であり非人道的であり、金の亡者に付き、金儲けの為には悪行を平気でする。 このアカウントは使わないように!


2. パソコンの選定・XPアプリ移行と更新・基本設定

2.1 パソコンの選定

選定仕様は、将来、周辺機器取換え及び拡張を可能とし、ワイアレス接続対応形とする。データ記録保存メディアは、複数半導体ビット素子をページ単位で読み込み、複数ページ(4Kbit程度)をブロックとして、高い電圧と逆電圧をかけ、一括書き込みと消去を行うフラッシュメモリ(SSD)はセルの劣化、自然放電のため、寿命4〜5年であり、USBフラッシュメモリは、静電気で簡単にデータを消失するので、耐久性の高い磁気保存型のHDDを使用する。CPUはHDDを内蔵し 50x190x200 以下のサイズとする。CPUはキャドやCG等高度な用途にも使える Corei5 とする。纏めると、

Windows10 Home/Pro 64ビット, Corei5, 19.5〜20"ブラックモニタ, 500GB HDD, 8GBメモリ, 外付けDVD, OfficePersonal 2016
尚、量販品は23”以上で低性能PCセレロンしかなく、高価なうえ直販品より高く、数年前のものも売れ残っているが全然安くなっていない。このような実態から、メーカ直販店のBTO価格を算出して調査した。結果を以下に示す。

直販店OSPC型番寸法モニタOffice価格(円)備考
価格.com比較表(2017.4月)最新の動向把握用として掲載
NECHomeLavie DirectDT 728DT9P1W88x382x338H23", 白アリ119,640価格コム限定モデル、19.5"モニタにも対応、個人向け
ProMate J MC-T34.5x178x18221.5"以上 黒アリ155,040企業向け、FHD用、HDには対応せず
HPHomeProDesk 400 G2 DM34x177x17519.5" 黒アリ120,906東京生産、Proは¥127,376
ドスパラHomeDiginnos Mini NUC-S5H48.7x115x11121.5"以上 黒アリ118.518
フロンティアHomeFR CI 510115x115x52H21.5"以上 黒アリ106,488別途DVD購入が必要
TsukumoHome小型ビジネスPC NC3J-B81/T115x111x32(H)液晶・DVDなしナシ117,720
イプソンHomeEndeavor ST180E45x185x19518.5/20.7" 黒アリ157,680
マウスコンピュータHomeLM-mini90S-S2-KK()26x151x19519.5" 黒アリ123,044個人向け, 価格コム限定、記録メディアは480GB-SSD
ProMousePro-M590H26x151x19319.5" 黒アリ116,748企業向け
DellHomeOptiPlex3046Micro36x182x17619.5" 黒アリ131,414メモリは4GB
富士通HomeESPRIMO DH WD1/A3 KC_WD1A3_A03255x191x18620" 黒アリ133,980Core i7

このリストを見る場合、モニタ19.5"/20"のアスペクト比16:9の解像度は1600x900(HD)が必要である。21.5"以上と書いたPCはFHDの解像度しか対応しないので、19.5"/20"モニタは使えない、即ち、21.5”以下の16/9モニタは使えないPCである事を表している。
最安値はフロンティアであるが、DVDを扱っていないため、ユーザ側で別途手配となり、煩わしい。これを足すと¥112,000程度となり、マウスと同等となる。

個人向けと会社向けにわけて販売しているメーカがある。NEC、マウス、東芝、デル、ツクモ等で、業務用として営業が直接企業と取引しているため、量販店では入手できない。品質や性能が安定した良質の製品であるので、直接調べないと発掘できない。幸い、マウスコンピュータの企業向けを調べたので、発掘できた。最終的に候補はHPとマウスに絞られたが、何方も機能的には同様であり、プロエディションであるマウス製品に決定、購入した。

2.2 購入後の最初のウィンドウ起動と初回設定

メーカから添付されているサポートマニュアルとWin10の操作マニュアルは、メーカホームページのサポート情報コーナからダウンロードして利用下さい。マイクロソフトの Windows10のヘルプページは このページ です。

又、タスクバー左端のスタートボタンをクリックしてスタートメニュを表示し、「Windows10ユーザーズガイド」と「ハードウエアマニュアル」があるので良く読んでおいて下さい。ない場合はメーカサポートから入手下さい。 尚、システム操作用ツールはウインドマークを右クリックして選択出来ます。

受領した機器を全て接続し電源を投入すると、ウインドウが起動します。初回の設定作業が自動的に動作します。 地域・キーボード・タイムゾーン設定⇒ライセンス承諾⇒簡単設定ON⇒アカウント作成で、アカウントを入力しますが、共用する場合はパスワードは空白とします。パスワードを忘れるとWindows再インストールが必要になるので要注意。 ここで、Cortana設定をスキップして完了します。
 コルタナは音声を認識して検索、データ転送等の実行をサポートする機能で、マイクをPCの音声入力ジャックに接続してセットします。随時設定可能です。 又、再インストールは、電源ボタン長押し強制終了操作を3回行うと、3回目に「回復」画面が表示されるので、その画面から修復操作をします。

2.3 Dドライブの作成

購入時点では、ドライブはCドライブだけです。これを分割して50GBのDドライブを作成します。50GB=50*1024=51200MBになります。画面左下隅のスタートボタンを右クリック(ここにPCの管理・操作ツールが集結)、デスクの管理をクリックして画面を開きます。
 ディスク0のWindows(C)を右クリック⇒ボリュームの縮小をクリック⇒縮小画面に縮小サイズ51200MBを入力、縮小ボタンをクリック⇒未割当の領域ができるので、ここを右クリック⇒新しいシンプルボリュームをクリック⇒シンプルボリュームウィザードが開始⇒次々にボリュームサイズ確認⇒ドライブ文字Dを割当て⇒NTFSでフォーマット⇒完了 Dドライブが緑色の拡張パーティションとして作成される。 画面左下隅のスタートボタンをクリックするとプログラムリストとアプリアイコンが開きます。アイコンは3種類のサイズがあるので、グループ文字を書き込み、その下の領域に整理して配置できます。又、ブラウザ、エクスプローラ、設定(ギヤマーク)ページがタスクバーにピン止めされている。

ディスクの管理 でHDDパーティションを分割・結合する方法    OSインストール後のパーティション分割の方法を分かりやすく解説
Windows10のHDDパーティションを分割する方法

2.4 XPのアプリ・ファイル移行

XPに格納されている文書・アプリ・フォルダは、インタネット関連は全てDドライブ、エクセル・ワード文書とキャドはCドライブのトップフォルダに収容しているので、これらを全てそっくりUSBフラッシュメモリに複写して、本機にそっくりそのままの場所に複写した。 XPの[C:¥Documents And Settings]フォルダの[C:¥Documents And Settings¥All Users]と[C:¥Documents And Settings¥UserName]フォルダ内の文書類は、 [C:¥ユーザー]フォルダの[C:¥ユーザー¥All Users]と[C:¥ユーザー¥UserName]フォルダに複写する。
 ユーザーフォルダには、ユーザ共用の[パブリック]フォルダが新設されているので、ユーザ共通使用の文書類はここに保存する。
更に、このフォルダにはシステムが使っているフォルダが3個(Default, Default User, defaultuser0)ある。 AllUsersフォルダは隠しショートカットフォルダであるため、タスクバーのエクスプローラを右クリックしてエクスプローラを開き、左フレームのC:¥ユーザーフォルダを選択して、右フレームのAllUsersを選択、表示メニュをクリックして配下の項目を表示する。一番右のオプション(フォルダオプション)左の隠しファイルをオンにして再表示すると、表示される。

このフォルダはアクセス禁止になっているためクリックや選択はできない。これの解除方法は後で述べる。 このファイルの実体(リンク先)は C:¥ProgramData で隠しフォルダになっている。

スタートメニュに登録されたプログラム類の場所は、AllUsersとUserNameフォルダのスタートメニュ及びデスクトップフォルダになるが、何れもショートカットになっている。但し、UsarNameフォルダのデスクトップは実体フォルダである。 ファイル・ソフトの起動は、ショートカットをスタートメニュ内のプログラムフォルダ 又は、スタートアップフォルダ、並びにデスクトップに格納して行う。 しかし、アドレスに日本語と英語が入り組むことになり誤作動を起こすので、常に、固定して使う必要がある。以下に、それをまとめた。

All Users
C:\Users\All Users\スタート メニュー\Programs
C:\Users\All Users\スタート メニュー\Programs\StartUP
C:\Users\All Users\デスクトップ
C:\Users\All Users\Documents
UserName
C:\Users\UserName\スタート メニュー\Programs
C:\Users\UserName\スタート メニュー\Programs\StartUP
C:\Users\UserName\DeskTop
C:\Users\UserName\My Documents
C:\Users\UserName\Documents
パブリック
C:\Users\Public
C:\Users\Public\DeskTop(AllUsersと同一)
C:\Users\Public\Documents
C:\Users\Public\Libraries

XPのスタートメニュのフォルダやファイルはAllUsersのプログラムフォルダとデスクトップ及びスタートアップに移行、MyDocumentsはUserNameのマイドキュメントに移行した。 この結果、XPと同じファイル操作の復元を確認した後、外部から入手したソフトをアップデートし更新した。 殆ど、レジスタは使っていないので、完全に更新された。サーバ関連は次章で紹介するので、本章ではメーラ設定、Win10標準セキュリティ、リカバリデスク作成、ホームネットの構築等を次項以降紹介する。

アクセス拒絶フォルダの解除
 例としてAllUsersフォルダで説明する。 このフォルダはフォルダのショートカットである。実体が別にあるのでXPの復古としてWin10で復活したようだ。 タスクバーのエクスプローラを右クリックして開き左フレームのC:\ユーザーをクリックして、右フレームにAllUsersフォルダを表示させる。 このフォルダのプロパティを開きセキュリティタブをクリックする。 上の枠内のユーザ名をクリックして許可状況をチェックする。全く許可のないユーザが拒絶されている。但し、CreatorOwnerは無視してもよい。 そのユーザを選択し詳細ボタンをクリック、拒絶ユーザを選択しアクセス許可の変更ボタンをクリックして再度ユーザを選ぶと編集ボタンが有効となる。 これをクリックして、アクセス許可エントリを表示して許可を設定、基本アクセス許可をチェックしてOKする。

自宅のPCをネットで接続する場合は、共有フォルダを固定し、Everyoneユーザを追加する。この場合はフォルダを選択しプロパティのセキュリティタブを開き、編集ボタンをクリック、追加ボタンをクリック、詳細設定ボタンをクリックし、検索ボタンをクリックすると、登録されているユーザがリストアップされるので、その中からEveryoneを選択してOKすると、追加される。これにフルコントロール許可をセットする。

2.5 メーラの設定

Win10には標準のWindowsメールとオフィスのOutlookメールの2種類がある。Windowsメールは登録アドレスから自動的に受信するが、原本の削除はしない。勿論、メッセの作成と送信もできる。又、OutlookはOutlookExpressの上位アプリであり、同様の機能の他カレンダ機能等もある。当然、原本の削除もできる。
 ネットの情報を元にアドレスを登録したが、数時間するとエラー警告表示と更新指示が頻発しだし、削除してはやり直しの繰り返しとなった。Microsoftアカウントの設定でも全く同様の警告と更新指示、更にマイクロソフトからの絶え間ないメール(これこそ迷惑メール)でひどい目にあった。結局、マイクロソフトアカウントアプリがパソコンを乗っ取った状態であることが判明したので、削除することとなった。

Windowsメール

アドレスの登録はここに記述した通りにすれば、以降のパスワード変質ナシで正常に動作します。
 スタートボタンをクリック⇒メールアイコンをクリックしメールを表示⇒2人イメージ(Peopleアプリに切り替え)をクリック⇒アカウントを追加をクリック⇒詳細設定をクリック⇒インタネットメールをクリック⇒インタネットメールアカウント画面表示⇒入力ボックス8個全て記入、4個のチェックを確定してサインインする⇒完了 以降メーラの送受信を確認する。
 受信トレイのリストをクリック、閲覧ウインドウで閲覧・削除・転送・返信・開封化をする。リスト単独でも削除出来る。メール作成は送信アドレスを選択、新規メールをクリックし宛先・件名・本文を記入し、送信する。又、廃棄もできる。受信は同期ボタンをクリックして行う。

Outlook 2016
 XPのOutlookExpressで現在保存されているデータとアドレス帳及びアカウントを、ここに移行しなければならないが、直接は不可能である。そこで、XPのオフィスにあるOutlookにはExpressから簡単にインポートできるので、一式取り込んだ後、Win10のOutlook用にデータとアドレス帳をエクスポートし、それをインポートした。但し、アカウントは手書き入力が必要であった。emlファイルはそのままOutlookが表示してくれるので問題ない。
 右フレームには、フォルダのメッセージの送信者、用件、日付を2行でリスト表示するよう、表示メニュのツールを使い設定します。全文はリストをダブルクリックして閲覧ウインドウに表示します。操作方法はOutlookExpressと略同様です。但し、メニュバーのメニュをクリックすると、詳細操作ツールが表示されるので、これを利用します。
 ファイルメニュのアカウントの設定をクリックして、アカウント設定ウインドウを開き、ここの新規、修復変更、削除ボタンをクリックして該当ウインドウを開いて設定します。要領はOutlookExpressと同じです。 このウインドウで最初にフォルダの変更ボタンをクリックしてデータファイル(.pstファイル)を作成し、各アカウントとも同じデータファイルをセットする事がポイントです。

2.6 アプリのインストール

32ビットアプリをインストールする場合、CドライブではProguram Files(86)とSystemWOW64フォルダを使用する。レジスタを利用する場合はWOW6432Node(\\HLM\Software\)フォルダを使用する。圧縮解凍アプリLhmelt.exeはProgram Files(86)にインストールされ、DllファイルをsysWOW64にインストールしている。
 Cドライブ直下のフォルダは、Intel, PerfLogs, Program Files, Program Files(86), Windows, ユーザー 計6箱ある。この他に隠しフォルダが6箱($Recycle.Bin, $SysReset, ProgramData, Recovery, System Volume Infomation)ある。共用ソフトはCドライブにインストールし、インストーラが有るものは指定フォルダ、無いものと独自作成品はCドライブ直下にフォルダを作成して収納している。インタネット関連ソフト、独自作成のソフトとhtmファイル等は、全てDドライブにフォルダを作り構成している。
 スタートメニュから起動するものはショートカットをスタートメニュフォルダに収容、自動起動はスタートアップフォルダに収容している。XPからの移行品も全てこの方法で処置したが、何ら問題もなく動作している。メール・ウエブ・PHPサーバは全て圧縮ファイルを解凍したもので、メールは専用CGIでインストールしたが、ウェブサーバは32ビットでコマンドプロントからインストールとサービス登録をし、その配下のパーツとして64ビットPHPを組み込んでいる。全く問題なく動作している。

2.7 Win10標準セキュリティ

Win10にはアンチウイルスAVとファイアウォールFWのセキュリティが標準装備されている。AVはWin設定(歯車マーク)ボタンをクリック、設定画面でWindows defenderを選択リアルタイム・クラウド保護とサンプル自動送信及び拡張通知をONにする。オフラインスキャン、除外設定も出来る。ボタンをクリックしてアプリパネルを開き、ここで、スキャン、定義更新等の操作ができる。自動監視になっておりタスクバーの右側の∧をクリックポップアップ画面のDefenderから開けます。
FWは基本的には未登録のものは、送信は許可、受信は拒否となる。メーラ、サーバ、ブラウザ等インタネットからインバウンドするアプリ等を受信許可する。スタートボタンを右クリックコントロールパネルシステムセキュリティWindowsファイアウォールWindowsファイアウォールの有効化又は無効化プライベートとパブリックネットワークの設定の有効ラジオボタンをONにしOKボタンをクリックする。
 アプリのFW許可を設定する場合はWindowsファイアウォールを介したアプリ又は機能を許可をクリック、新規追加は右上の設定変更をクリック右下の別のアプリの許可をクリック参照ボタンでアプリパスを設定追加ボタンクリック で登録する。右欄のプライベートとパブリックをチェック し OKボタンをクリックして完了する。 参考文献:
Windowsファイアウォールの例外にアプリケーションを追加する方法

2.8 編集アプリとしてテキストエディタを登録する

当方は、テキストエディタにTerapadを使っている。 htmlファイル、txtファイル、datファイル、batファイル、jsスクリプト、vbsスクリプト等は全てテキストファイルであり、コンテキストで動作「開く」をクリック又はダブルクリックすると既定のアプリが立上り実行される。これらを編集する場合は、コンテキストの「編集」メニュをクリックしてもテキスト形式では表示されず編集不可となる。コンテキストに編集メニュさえないものもあり、その都度編集アプリを検索したり、Notepadを開いて呼び出したりせざるを得ない。
 XPマシンではフォルダオプションメニュにファイル毎に編集用アプリを登録するメニュが用意されていたが、Windows10ではこのメニュガ無くなっている。従って、個人で使っているテキストエディッタを各ファイルの編集アプリとして登録する方法を以下に紹介する。

拡張子にfileを付けたワードがファイルのキー名になる。この”キー名”フォルダをレジストリエディタで探し、そこに編集(キー名:edit)フォルダを追加し、とデータ欄に「編集アプリのアドレス」等を手書きで登録する。 レジストリを変更するので、エディタののファイルメニュのエクスポートをクリックして、レジスタのバックアップファイルに名前をつけ保存して下さい。復元はインポートをクリックしてバックアップファイルを読み込み復元する。
以下に、 htmlfile と D:\Program files\terapad.exe を例として説明する。尚、レジストリエディタは左ランがフォルダ、右ランが内容とデータになっている

  1. Windowキー+Rキー⇒入力ボックスに regedit と入力⇒レジストリエディッタが開く⇒ファイルメニュのエクスポートをクリック⇒レジストリを名前を付け保存
  2. ツリーをたどり、 \\HKEY_CLASSES_ROOT¥htmlfile¥shell フォルダを開く
  3. 編集メニュ/新規/キーをクリック⇒新しいキー#1フォルダが追加⇒このフォルダのコンテキスト「名前の変更」を選び、 edit  に名前を変更する。
  4. edit を選択、同じ操作をして、command キーを追加する。
  5. commandキーを選択、右ランの(既定)を右クリック⇒修正をクリック⇒文字列の編集ダイアログを表示
  6. 入力ボックスに "D:\Program files\terapad.exe" "%1" と入力してOKする。
  7. 以上で完了したので、エディタを終了する。
キーが既にある場合は、そのキーに追加すれば良い。  以降、本章は次ページに続きます。